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高知の食は、カツオだけではなく、これだけのバリエーションがあるというようなことを以前書きましたが、忘れてはならないのは、高知の食文化を発掘してきた方々の存在です。
馬路村の成功には、あの商品コンセプトならびにパッケージを考案されたデザイナーの存在、そしてデザイナーを大事にした東谷さんの眼識が不可欠だったと思います。愛着をもって地域を見つめる人々の存在、そうした人々を尊重する文化が、地域を育てていくものだと思います。 以前私が梼原町で勤めていた折、国交省のとある事業の認定を受け、地域資源の発掘活用のために、コンサルタントを受け入れ、アドバイスをいただくことになりました。東京のコンサルタントの方に2、3回来訪いただいて意見交換を行う――というのが事業メニューの1つに入っていたのですが、私はこのやり方のままでは、ちょっともったいないなと思いました。もちろん東京のコンサルタントの方は優秀に違いないのですが、半日がかりで梼原に来訪いただき、またとんぼ帰りでは、時間とお金がもったいないなと感じたのです。高知にも優れたコンサルタントの方がいらっしゃいます。同じ時間とお金があれば、2、3回のみならず、数回は来ていただけるでしょう。また、上述のように、地元のコンサルタントの方が育っていくためには、まずは活躍の場が必要だという考えもありました。 国交省の担当者からもよくご理解をいただき、高知市内のコンサルタントにお越しいただくことになりました。当方の準備不足から、そのコンサルタントの方には、予定回数を遙かにオーバーして梼原までお越しいただくことになってしまいました。この事業を通じて、行政を通じての活動の限界を感じさせてしまったとすれば、たいへん申し訳なく思います。しかし、そんな受け入れ態勢の不行き届きにもかかわらず、そのコンサルタントの方は、足繁く梼原に通っていただき、地域の方々による地域資源の発掘、活用策の考案によくご支援いただきました。モニターツアーの開催、地域特産品の販路拡大に助言いただいたほか、仕事だけではなくプライベートでも、仲間を募って、四万川地区で始まった田んぼのオーナー制にも参加いただいています。 そんな熱意溢れるコンサルタント、松田さんが、会社から独立し、さらに地産地消の拠点として、県内各地から発掘した食材を取りそろえた店舗をオープンさせたことを知ったのは、ついこの間のことでした。ホームセンター内のプレハブの建物を自分で改装した、まさに手づくりの店です。実家から近いこともあり、今度帰省する機会があったら、ぜひ伺ってみたいと思います。機会がありましたら、ぜひ皆様もどうぞお立ち寄りください。 こうち暮らしの楽校
by maguroatama
| 2007-10-03 07:05
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