若桜鉄道20周年イベント

　日曜日は、若桜鉄道開業20周年イベントに行ってきました。若桜鉄道は、廃止されたＪＲ若桜線を三セク鉄道として承継したものですが、全国の他の三セク鉄道と同じく、慢性的な赤字に苦しんでいます。そこで最近、兵庫県多可町（旧加美町）にて保存されていた蒸気機関車を譲り受け、ＳＬ保存活動を通じて鉄道再生を図るのみならず、まちづくりへもつなげようとしています。

　鳥取駅から若桜鉄道直通の列車に乗って終点の若桜駅へ。昔ながらの懐かしい木造駅舎の前がイベント会場。こぢんまりとした会場に、屋台が建ち並び、地元名物の弁天まんじゅう、ソーセージなどが売られています。

　そして駅構内では、ＳＬの構内運転が実施されていました。実際の運転はまだできないようですが、圧縮空気を利用して、構内運転が可能になったようです。全国でも数少ない転車台、給水塔にＳＬの姿が映えます。

　同日に町内他所で行われているイベントとリンクが十分できていなかったりと、ＳＬ保存を通じたまちづくりについては、まだまだこれからのようですが、今後が楽しみです。

　若桜での写真を、picasaにアップロードしました。よかったらどうぞ。
　http://picasaweb.google.co.jp/maguromedama/OojYxD